花どろぼう
今朝、母が工房の前の鉢植えに水をやろうとしたら、なんか、様子が、変なのに気がついた。
鉢が、足りない!
これから、今にも花をつけそうな、ちいさな鉢だ。それは、近所の散髪やのおじさんが、わざわざ株分けしてくれた花の鉢だった。去年は、まだ小さくて、わたしもタラ坊も大好きな花だったので、今年は、花をつけるかと、楽しみにしていた。
前は、緑のうろこ柄の陶器の鉢植えを持っていかれた。これにも母は、そうとうがっくりきた。
花どろぼうには罪が無い。というのは、うそだ。大切に育てた人の大事な想いまでもっていってしまう、相当な罪だ。
東雲公園の回りは、花を愛でる家が多い。そして、鉢を盗まれる話もよく聞く。
朝早く散歩する人も多い。公園にくつろぎにくる人も。誰の仕業だろうと訝るのも気分悪い。盗んでいった、鉢植えには、そういった、育てた人の無念が、くっついていっているし、盗まれた花の哀しい気持ちもくっついていってるような気がする。植物も、感情のある生き物だから…
簡単に盗んでいくような人が花を大切に育ててくれるとは、思えない。誰もみてないようでも、おてんとさまが、見ているよ!
花泥棒は、りっぱな窃盗ですから!


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